北海道経済産業局は、1月の道内専門量販店やコンビニエンスストア、大型小売店の売上高をまとめた。同局は昨年1月分から専門量販店の家電大型専門店やホームセンター、ドラッグストアの売上高調査を開始しており、今回からこれら専門量販店の前年同月比が初めて分かるようになった。それによるとドラッグストアの堅調さと対照的に家電大型専門店とホームセンターは不振が続いている。IMG_0243
 
 家電大型専門店の売上高は118億7600万円で前年1月比12・3%の二桁減少。店舗数は前年同月より1店舗増えて83店舗。ホームセンターも83億2200万円と同4・4%減少した。店舗は7店舗増の180店舗。
 ドラッグストアは189億5600万円で同8・8%増と専門量販店の中で唯一前年同月を超えている。店舗数は9店舗増の587店舗。
 専門量販店の1店舗当たりの1月売上高は、家電大型専門店が1億4300万円、ホームセンターが4600万円、ドラッグストアは3200万円。道経産局のリリースは、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/ryouhan/index2701.htm
 
 コンビニエンスストアの1月売上高は、新店を含む全店ベースで418億9500万円、前年1月より4・3%の増加。既存店ベースでは2・0%増。総店舗数は2872店で昨年1月よりも58店舗増えている。単純平均した1店舗当たり売上高は、1400万円。31日間で割ると平均日販は45万円。道経産局のリリースは、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/convini/index2701.htm
 
 百貨店とスーパーの大型小売店1月売上げは、百貨店が前年より1・5%減の185億4800万円、スーパーは全店ベースで0・3%増の623億4800万円になった。スーパーの既存店の伸びは0・7%増で全店ベースよりも高かった。これは昨年オープンした新店の売上げが大きかったためで1年経過して既存店に組み込まれたため全店ベースでの伸びが低くなった。
  
 札幌市内の百貨店売上高は142億700万円で前年より0・7%の減少、スーパーは全店ベースで同1・2%増の280億100万円。既存店ベースは2・6%増と堅調だった。
 札幌市以外の地域では、百貨店が4・2%減、スーパーは0・4%減。スーパーの既存店ベースでも0・8%の減少となった。道経産局のリリースは、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/daiten/index2701.htm


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