札幌市北区北33条西5丁目120-1、120-82の家電量販専門店「テックランド札幌北33条店」跡地に、物品販売の大型店舗建設が計画されている。「テックランド」を展開する、ヤマダデンキ(本社・群馬県高崎市)が展開する新店舗とみられる。(写真は、解体中の「テックランド札幌北33条店」)

 札樽道札幌北IC(インターチェンジ)に隣接した「テックランド 札幌北33条店」は現在、解体工事中。1973年にボウリング場として建設された建物で、ボウリング場閉鎖後は「コープさっぽろ」になり、その後、「ベスト電器」、「テックランド」と店舗が入れ替わった。同店は、2024年1月28日で閉店、同年3月1日から建物の解体工事が始まっている。注文者は、土地・建物所有者であるアズマエンタープライズ(本社・東京都千代田区)の親会社、永和不動産(同・同)。解体業者は大木建設(同・広島県福山市)、解体工事は同年8月10日までとなっている。

 物販販売の大型店舗建設は、同年9月1日頃に着工の予定。敷地面積は約2669坪(8808・17㎡)、建築面積は約1929坪(6366・88㎡)、鉄骨造3階建て、延べ床面積は約5080坪(1万6766・73㎡)、建築物の高さは18・45m。建築主はアズマエンタープライズ、設計、監理は高田建築設計(群馬県太田市)、施工は、解体工事を行っている大木建設が行う。高田建築設計は、ヤマダデンキの店舗設計を多く手掛けており、新設店舗もヤマダデンキが展開する大型の新店舗となりそう。札幌新道と西5丁目・樽川通が交差するこのゾーンが、様変わりしそうだ。


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