イオン北海道(本社・札幌市白石区)は2024年4月26日、「イオン余市店」(余市郡余市町黒川町12丁目62-1)をリニューアルオープンさせた。本サイトは、同年4月19日付でリニューアルの詳細を報じているため、今回はリニューアルのポイントをピックアップする。(写真は、農産売り場で取り扱いを始めた、赤井川村産の有機アスパラガス=いずれの写真もイオン北海道提供)

 農産売り場では、店舗の近郊で採れた新鮮な野菜を今まで以上に品揃えしているが、新たな取り組みとして、余市郡赤井川村にあるコロポックル村で採れた有機グリーンアスパラガスや有機ホワイトアスパラガスを揃えた。コロポックル村は日本一のアスパラ農家を目指しており、100%の情熱をアスパラに注いでいるという。そんな渾身のアスパラを揃えて、地産地消を盛り上げる。

(写真は、地元産の魚を豊富に揃えた水産売り場)

 水産売り場では、余市産や古平産の魚を豊富に品揃え、余市市場で人気のたこをはじめとする定番鮮魚のバラ売りを毎日実施する。

(写真は、畜産売り場でコーナー化した「北島豚」)

 畜産売り場では、地元余市町の「北島豚」をコーナー化した。「北島豚」は、カネキタ北島農場が5年前から生産を開始したブランド豚で、植物性の油を使った餌や地下150mから汲み上げた地下水を与えるなどして育てている。脂が甘くておいしいと評判の「北島豚」をあらためて訴求する。

(写真は、惣菜売り場で取り扱いを始めた「だし巻き玉子」)
(写真は、「鉄板焼」の商品)

 惣菜売り場では、新たにイオン北海道オリジナルの「だし巻玉子」を販売する。日高昆布だしを使用した店内手づくりの商品で、おかずにもおつまみにも適している。新たに導入した鉄板焼の商品も充実させている。

(写真は、リカー売り場の「ニッカウヰスキー」コーナー)
(写真は、余市産のワインコーナー)
(写真は、余市産のリキュールコーナー)

 リカー売り場では、地元のニッカウヰスキー余市蒸溜所の販促模型を使って、ウイスキーやハイボールをエンド展開している。また、ワイナリーが多い余市町をアピールするため、地元産ワインを充実させるほか、新たに地元産リキュールの展開も始めた。

(写真は、冷凍食品売り場)

 冷凍食品売り場は、商品陳列スペースを拡大、定番の冷凍食品のほか、ワントレー商品や冷凍野菜・果実などを数多く揃え、「個食おつまみ」も新規導入した。イオン北海道では、地域密着の商品展開を充実させ、GMS(総合スーパー)が展開する食品売り場の新たな可能性を探る。


29人の方がこの記事に「いいんでない!」と言っています。