江別市で居酒屋「旬和創菜ちゃがちゃが」を運営するシュラック(本社・江別市)は、3月19日に食パンがおいしいベーカリー「イッツ逸材」(札幌市東区北41条東15丁目3-16)をオープンさせ、ベーカリー事業に進出した。(写真は、食パンがおいしいベーカリー「イッツ逸材」)

 シュラック代表取締役の酒井健次氏は、寿司職人を経て2006年8月、江別市野幌町57-15に居酒屋「旬和創菜ちゃがちゃが」を出店、道産の新鮮素材を使った料理を提供してきた。そうした中、惣菜を作るノウハウを活用してベーカリー事業への参入を企図、今回、ベーカリープロデューサーとして全国300軒以上のパン専門店の開業支援をしてきた岸本拓也氏の助力を得て開業にこぎつけた。

 食パンには、北海道産小麦「はるゆたか」を使用、道産の練乳、黒糖や蜂蜜を使用した上で、沖縄の海底から採取された珊瑚のカルシウム粉末をブレンドしたまろやかな塩「珊瑚の塩」を使い、甘味を引き立てている。岸本氏の支援を受けているため、商品名にもこだわり、食パンは『秘めたる力』(プレーン、2斤税込み864円)、『輝く卵』(レーズン、2斤同1080円)、『地元の星』(山型食パン、2斤同864円)の3種。他に塩パン(同120円)、メロンパン(同160円)、自家製カスタードクリームを使ったクリームパン(同180円)などがある。
 出店場所は、地下鉄東豊線の始発駅・終着駅「栄町」から徒歩3分の距離。地下鉄利用者や近隣住民に日常的に使ってもらう店舗を目指す。シュラックでは、今後居酒屋メニューを使った惣菜パンの開発も行い、江別市内にはパン専門店の出店も予定している。


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