セブン&アイ・ホールディングス(本社・東京都千代田区)のグループ会社、ロフト(同・同都渋谷区)は、2023年11月末にグランドオープンする商業施設BiVi新さっぽろ(札幌市厚別区厚別中央1条6丁目)3階に、札幌市内3店舗目、道内では4店舗目となる「新さっぽろロフト」をオープンさせる。(写真は、2023年11月末にオープン予定のBiVi新さっぽろ)

 BiVi新さっぽろは、大和リース(本社・大阪市中央区)が運営する商業施設で、店舗面積は約2213坪(約7315・7㎡)、テナント数は約45店舗。札幌市営団地の跡地を利用した再開発エリアに建設中の施設で、JR、地下鉄、バスターミナルと直結したアクセスの良さに加え、新たに建設されたホテルやタワーマンション、医療施設も集積している。

「新さっぽろロフト」は、営業面積約220坪(約727・2㎡)、ロフトで最も多く展開しているスタンダードな店舗規模になる予定。ワンフロアで、買い回りのしやすい最新のレイアウトを採用、トータル約1万7000種類を揃える。内訳は、文具雑貨(7400種類)、健康雑貨(6000種類)、バラエティ雑貨(2400種類)、生活雑貨(1200種類)の4領域で市(旬)と蔵(定番)の商品を展開する。日常使いやギフトなどの生活雑貨専門店として、生活提案をする。

 ロフトは、道内では1997年に札幌西武に隣接して「札幌ロフト」が開店したが、札幌西武の閉館に伴い2010年札幌エスタに移転。しかし、そのエスタも新幹線開業に向けた再開発で2023年8月31日に閉館するため、狸小路(南2条西3丁目)のサンデパート跡地などの再開発で誕生したモユクサッポロ3階に移転、こちらは2023年9月29日にオープンする。

 同店以外にも2021年3月に「アリオ札幌ロフト」(札幌市東区、アリオ札幌1階)、2023年3月には「旭川ロフト」(旭川市、イオンモール旭川駅前2階)に出店。今回の「新さっぽろロフト」によって札幌市内は3店舗になり、都心型マーケットを狙ったドミナントを形成する。なお、BiVi新さっぽろには、コープさっぽろも小型の食品スーパーを出店する。


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