大和ハウス工業(本社・大阪市北区)グループの大和リース(同・同市中央区)は2023年9月15日、札幌市厚別区厚別中央1条6丁目3-3に複合商業施設「BiVi新さっぽろ」を2023年秋にオープンすると発表した。「BiVi」は、大和リースが全国11ヵ所で展開している商業施設ブランド。12ヵ所目として北海道に初進出する。(画像は、「BiVi新さっぽろ」の完成予想パース)

「BiVi新さっぽろ」は、大和ハウス工業など6者が、札幌市厚別区の「市営住宅下野幌団地」跡地で進めている「新さっぽろ駅周辺地区大規模複合開発」の一環として建設中の施設。大学や専門学校、病院、マンション、ホテルなど他の施設は既にオープンしており、「BiVi新さっぽろ」は最後の施設としてオープンする。新しい街区の総称は「マールク新さっぽろ」。

 敷地面積は約3255坪(1万743・24㎡)、鉄骨造一部鉄筋コンクリート造地下2階地上4階(商業フロア部分)、延べ床面積は約6110坪(2万165・95㎡)。館内は、「GREEN BASE FOR FINE DAYS」をコンセプトに、木や公園をモチーフにした自然に満たされた空間デザインが施されている。現在、明らかになっているテナントは、「コープさっぽろ」、「ロフト」、「万代」、「サンドラッグ」、「宮田屋珈琲店」など。2023年11月末に第1次オープン、2024年2月末に第2次オープンとなる見込み。

「BiVi」は、訪れるお客が足を運ぶたびに新しい喜び、驚きがある場所、何度も幸せになる場所でありたいという思いから「Brilliant(光り輝き)Vivid(生き生き)することができる都市型商業施設」として名付けられた。


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