再開発ビル「さつきた8・1」に「ローソン」も出店、「セブン-イレブン」と2ブランドが同居

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 札幌市北区北8条西1丁目の市街地再開発事業で誕生した、複合再開発ビル「さつきた8・1」のオフィス棟に2024年5月21日(火)、「ローソンT-PLUS札幌店」が、オープンする。ホテル棟には、「セブン-イレブン」店舗が既にオープンしており、「さつきた8・1」にはコンビニエンスストア2ブランドが同居することになる。(写真は、2024年5月21日にオープンする「ローソンT-PLUS札幌店」の出店場所)

「さつきた8・1」は、ホテル棟、商業・住宅棟、オフィス棟、駐車場棟からなる市街地再開発ビル群。ホテル棟には、スターツコーポレーション(本社・東京都中央区)のグループ会社、スターツホテル開発(同・同)が運営する「ホテルエミオン札幌」が、2023年12月20日にオープンした。その1階には、同時に「セブン-イレブン ホテルエミオン札幌」がオープンしている。

 今回、オフィス棟の「T-PLUS札幌」1階に「ローソンT-PLUS札幌店」がオープンすることになった。ローソン(本社・東京都品川区)のフランチャイジーとして店舗運営するのは、出村商店(本社・札幌市中央区)。出村商店は、道内で「ローソン」30数店舗を運営しており、「T-PLUS札幌店」の近隣では、「札幌北8条西店」(北8条西3丁目28)、「札幌ステーションタワー店」(北8条西3丁目32)を展開している。

「セブン-イレブン ホテルエミオン札幌店」は、北8条通に面し、「ローソンT-PLUS札幌店」は、西2丁目通に面している。「さつきた8・1」は、一体化ビルではなく、それぞれが独立しているものの、2店舗は至近の距離にある。住宅棟の「ONE札幌ステーションタワー」の総戸数は624戸、「ホテルエミオン札幌」は295室、「T-PLUS札幌」は、延べ床面積約2060坪(約6800㎡)で、複数のオフィスが入居する予定。コンビニ2ブランドのパイを満たすには、十分な消費人口が見込めそうだ。

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