ニトリ(札幌本社・札幌市北区、東京本部・東京都北区)は、3月上旬に仮称「ニトリEXPRESSイオンモール釧路昭和店」(釧路市昭和中央町4丁目18-1)を出店する。道内の「ニトリEXPRESS」は「札幌エスタ店」(札幌市中央区)に次いで2店舗目で、同店を出店した2017年以来、6年ぶりの新規出店となる。(写真は、「ニトリEXPRESS札幌エスタ店」)

「ニトリEXPRESS」は、ホームファッション商品を中心に揃えた小型店フォーマットの業態。一般的なニトリ店舗と同じサービスを提供、大型家具やオーダーカーテンの注文にも対応する。日常生活に必要なベーシックアイテムに絞り込み、必要なものを短時間で買えるようにしている。「より便利に、より身近に」が店舗のコンセプト。

 2017年頃から、全国的にこの業態の出店や既存店舗の転換を進め、現在は全国で26店舗を運営している。北海道では、2017年3月31日に「札幌エスタ店」を開店している。「札幌エスタ店は」、店舗面積約300坪で、家具を置かず、ニトリのPB(プライベートブランド)である寝装品、カーテン、食器類、雑貨類などホームファッション約6000SKU(在庫保管単位)を揃えている。郊外型大型店の、ニトリ店舗の売れ筋商品を集約した品揃えとなっている。

 2023年3月上旬に出店する「イオンモール釧路昭和店」は、イオンモール釧路昭和内に出店するもので、店舗面積は「札幌エスタ店」よりも小さくなりそう。ニトリは「ニトリ釧路店」(釧路郡釧路町)を展開しており、「ニトリEXPRESSイオンモール釧路昭和店」は、同店の衛星店舗と位置付ける。なお、イオンモールやイオンタウン内への出店は、全国9ヵ所目になりそう。


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