北海道経営未来塾の第9期塾生35人決定、2024年5月20日に入塾式

経済総合

 北海道の若手経営者を育成する「北海道経営未来塾」(北海道商工会議所連合会、札幌商工会議所、北洋銀行、北海道銀行、未来経営研究所で組織する実行委員会主催、札幌市、北海道後援)の第9期の塾生と事業概要が決まった。2024年4月26日に開催された、同塾代表者会議で決定した。(写真は、2016年の第1期生入塾式)

 北海道経営未来塾は、北海道からニトリやアインのような全国企業を率いる経営者を育てることを目的に、2016年から道内の若手経営者を対象に始まった。塾生の要件は、概ね45歳以下の経営的役割を担っているか、近い将来に事業承継を受ける人で、従業員が概ね20人以上の企業が対象。第9期生の募集は、2024年4月初めから開始していたもので、同月26日の同塾代表者会議で決定した。

 塾生は35人(男性33人、女性2人)で、新規塾生は18人、継続塾生は17人。継続塾生の中には6期目の塾生も1人含まれている。札幌市内19人、札幌市以外が16人。年代は、20歳代3人、30歳代18人、40歳代14人。同年5月20日(月)の入塾式を札幌市内のホテルで行い、以降、国内のトップ経営者を招いた定例講座や道内有力経営者とのグループ講座、首相官邸や国会での交流会、東京の若手経営者との交流会などが行われる。

 定例講座の日時と講師は、以下の通り。
▷6月25日(火)アインホールディングス・大谷喜一社長▷7月22日(月)Rapidus・東哲郎会長▷8月9日(金)久原本家グループ本社・河邉哲司社長▷9月24日(火)青山学院大学陸上競技部長距離ブロック・原晋監督▷10月11日(金)ニトリホールディングス・似鳥昭雄会長兼CEO。また、グループ講座は、塾生5~6人が道内経営者とひざ詰めで質疑応答を中心とした講座や地域研修を行うもので、期中に複数回開催される。修了式は2025年3月19日(火)が予定されている。

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