イオン北海道(本社・札幌市白石区)と名寄市は2月22日、地域の一層の活性化と市民サービス向上を図るため「協働のまちづくり」に関する包括連携協定を締結した。(写真は、包括連携協定締結式。左から名寄市・加藤剛士市長、イオン北海道・青栁英樹社長=イオン北海道提供)

 駅前交流プラザ「よろーな」1階中会議室で行われた締結式には、イオン北海道の青栁英樹社長と名寄市の加藤剛士市長が出席して協定書にサインした。協定に基づいて、両者は、「市民と行政との協働によるまちづくり」、「市民みんなが安心して健やかに暮らせるまちづくり」など6項目で緊密な連携を図っていく。また、名寄市立大学との相互協力による保健、医療、福祉分野の専門性を生かした取り組みや市民が運動、スポーツに触れ合う機会を増やす。

 協定に基づく取り組みの一環として、4月22日(金)に「イオン名寄ショッピングセンター」内にウォーキングコース(1周1㎞)を新設、「ウォーキングイベント」を実施して市民の健康増進に貢献する。天候に左右されず買い物のついでに気軽に利用でき、歩行距離、消費カロリーが分かるサインも設置する。また、名寄市の取り組みを周知するため、同センター内に市専用の情報発信コーナーを設置、地域の防災やイベント情報を発信する。名寄市内には、「イオン名寄ショッピングセンター」のほか、「マックスバリュ名寄店」がある。


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