駅からFビレッジまで130円!北海道エネルギーとOpen Streetが北広島市内で100台のシェアサイクル

経済総合

 北海道エネルギー(本社・札幌市中央区)とシェアサイクル事業を展開しているOpen Street(同・東京都港区)は、2024年5月1日から北広島市内でシェアサイクルサービスを開始した。市内6ヵ所にステーションを設置、北広島駅と北海道ボールパークFビレッジの移動などにも利用できる。(画像は、北広島市内で「HELLO CYCLING」シェアサイクルサービスのイメージビジュアル)

 Open Streetは、ソフトバンクやENEOSホールディングスなど10数社が出資して、2016年11月に設立された、モビリティシェアシステムの提供会社。「HELLO CYCLING」は、どこでも借りられ、好きな場所で返せる電動アシスト自転車のシェアリングサービス。全国8000ヵ所以上のステーションを設置、車両台数3万5000台で運用されており、通勤、通学、買い物などの場面で約320万人が利用している。

 今回、北海道エネルギーとOpen Streetは、北海道ボールパークFビレッジの開業や近隣の千歳市で進む、次世代半導体工場の建設などで、観光、ビジネスの両面で交流人口の増加が見込まれる北広島市で、「HELLO CYCLING」を活用したシェアサイクル事業を始めることにした。市内の公有地6ヵ所にステーションを設置、電動アシスト自転車(シティサイクルタイプとスポーツタイプ)計100台を揃える。利用期間は、毎年4月下旬~10月まで、11月~4月上旬は冬季休業する。

 利用には、「HELLO CYCLING」アプリのダウンロードが必要。アプリで無料会員登録を行った後、ステーション検索、自転車の予約から決済まで行い、どこのステーションでも貸し出し、返却が可能。利用料金は、シティサイクルタイプが30分130円、延長15分ごとに100円、12時間1800円。スポーツタイプは、30分300円、延長15分ごとに100円、12時間3000円。

 ステーションと駐輪可能台数は次の通り。
▷北広島駅東口40台▷北広島駅西口20台▷Fビレッジ外周駐輪場80台▷総合体育館駐車場20台▷北広島駅東口駐輪場22台▷星槎道都大学前20台=2024年5月6日オープン

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER