IMG_0404    ホーマック(本社・札幌市)が、「留萌店」(留萌市南町4丁目)の改修工事と隣接地での別棟新築工事を開始した。工事完了は来年8月。既存店と別棟の新店舗を合わせると店舗面積はほぼ倍増する見通し。(写真は、ホーマック留萌店の隣接地で始まった別棟新築工事)

 

ホーマック「留萌店」は、食品スーパーのマックスバリュ北海道の「留萌店」、ツルハの「留萌店」などとともに留萌ショッピングセンター(SC)を形成する核店舗。同SCは、97年にディール企画(札幌市)が設計・監理を行い、中道リース(同)を施主として北野組(旭川市)が各店舗を施工した。

 

同SCの隣接地は、パチンコ店だったが、数年前に閉店しており、ホーマックが土地建物を取得、増床の検討を進めていた。別棟を建設する土地面積は約8900㎡。設計・監理はスカイ・サイト(札幌市)で施工はナカノフドー建設札幌支店。既存店改修工事も2社が行う。

 

ホーマックの持ち株会社、DCMホールディングス(東京都品川区)の2014年8月中間決算は、消費増税前の駆け込み需要により日用消耗品やペットフード、自転車が好調だったが、増税後は反動減で消耗品が落ち込み、天候不順で季節商品は低迷した。工具や資材は堅調に推移した。

 

この結果、売上高は2270億5500万円(前年中間期比101・5%)、営業利益は117億6500万円(同109・7%)、経常利益115億5400万円(同107・9%)、純利益68億300万円(同107・0%)になっている。上半期の既存店売上げは前年上半期と比べ1・9%減で客数も5・7%減った。客単価は4%の上昇。
DCMホールディングスは、今期180億円の設備投資を予定、前年の254億円より減らすことにしている。

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