札幌市中央区南1条西7丁目で1973年に建設された4階建てビルの解体が始まった。東隣は時間貸し駐車場、さらに隣は更地になっている。3つの土地が一体になれば約250坪になる。一体開発が進めば南1条電車通りでは久々の再開発となりそうだ。(写真は、解体工事が始まった旧細川ビル)

 解体工事が始まった旧細川ビルは、市電・内回り循環の「西8丁目駅」の目の前にある4階建て。そう大きくないビルだが、元は米穀商店が入っていたビルで質素ながらどことなく存在感のある風情を醸し出している。築46年、札幌冬季五輪の翌年、札幌が大きく成長を始めたころに建てられた。目の前の電停を乗り降りする市民を昭和、平成にわたって見守り続けた。
 
 解体工事の発注者は、穴吹興産(本社・高松市)、解体は猖々谷(しょうじょうや)建設(函館市)が行う。解体工事の期間は10月末までとなっており、雪の季節になる前には更地になる見通し。

 このビルの東隣は以前から時間貸し駐車場として利用されてきたが、解体工事に伴い閉鎖された。さらに東側には8階建ての「フリーストア・パル」ビルが建っていたが、こちらは先行して解体され既に更地になっている。

 これら3つの土地が一体になれば比較的大規模な再開発が可能になる。南1条電車通りでの再開発は、2015年に旧川原ビルが解体されて周辺の土地との一体開発で、17年2月に竣工した京阪電鉄不動産(本社・大阪市中央区)の高層マンション「ファインシティ札幌ザ・タワー大通公園」以来になりそうだ。


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