イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、「イオン帯広店」(帯広市)と「マックスバリュ北広島店」(北広島市)で、2024年4月からフードドライブの取り組みを始める。毎月5日から11日を回収期間として定例実施する。これにより、同社のフードドライブの取り組みは37店舗になる。(写真は、「イオン帯広店」)

 同社は、2021年度に策定した中期経営計画で、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた一環として、食品廃棄物削減の取り組みを開始した。フードドライブは、家庭で消費されずに残っている、未開封で賞味期限内の加工食品を店舗に持ってきてもらい、必要とする団体に届けるもので、食品廃棄物削減に繋がる。

 2022年6月の「イオン札幌平岡店」(札幌市清田区)からスタートさせ、現在は35店舗で実施している。今回、新たに「イオン帯広店」と「マックスバリュ北広島店」で取り組みを開始することになり、実施店舗は37店舗(イオン・イオンスーパーセンター29店舗、マックスバリュ8店舗)に広がる。「イオン帯広店」で回収した食品は、高齢者福祉事業や子ども食堂を行っている社会福祉法人刀圭会に、「マックスバリュ北広島店」で回収した食品は、生活支援事業を行っている社会福祉法人えぽっくフードバンクぼすこにそれぞれ寄贈、地域のボランティア団体や生活の支援が必要な人々に届けられる。


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