食品スーパーでジャスダック上場のダイイチ(本社・帯広市)は7日、2019年9月期第2四半期(18年10月1日~19年3月31日)決算と取締役の人事異動を発表した。(写真は、ダイイチ本社)

 第2四半期の売上高は202億9100万円、営業利益は8億1800万円、純利益は4億800万円で前年同期間比0・3%の増収、20・8%の営業増益、1・6%の純利益減だった。
 買い物客の消費支出は、年末商戦が振るわなかったもののそれ以外は一進一退が続いた。既存店売上高は前年同期に比べて0・3%の微増だった。粗利益率(売上高総利益率)は、商品調達コストの改善や適正在庫の維持で前年同期に比べて0・5ポイント改善、25・0%になった。売上高営業利益率は4%で前年同期に比べて0・7ポイント改善、道内食品スーパーの中では高い利益率を維持している。営業増益になったものの特別損失として減損損失2億2500万円を計上、利益減になった。

 地域別売上高は、帯広ブロックが87億5500万円(前年同期比0・5%減)、旭川ブロックが63億9600万円(同1・4%増)、札幌ブロックは51億3600万円(同0・4%増)になった。通期の売上高404億8200万円、営業利益13億200万円、純利益8億4600万円は期初予想を変更しない。

 同社は合わせて取締役の人事異動も発表した。(5月11日付、敬称略)

▷代表取締役専務総務部担当(代表取締役専務開発企画本部長)若園清▷常務取締役経理部兼企画IR部兼システム室担当(常務取締役管理本部長)川瀬豊秋▷常務取締役商品本部兼開発企画部担当(常務取締役商品本部長)中本泰廣▷取締役販売部長兼帯広ブロック長兼惣菜担当(取締役販売本部長兼帯広ブロック長)野口一


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