サンフレッシュフーズ(本社・函館市)は、きょう4月1日に回転寿司「函館旬花」(同市五稜郭町41-15)をオープンさせる。近くにはエイチケイアール(本社・函館市)の「寿司海鮮処函太郎五稜郭店」(同市五稜郭町25-17)があり、回転寿司の店舗間競争が激しくなりそう。(写真は、4月1日にオープンする回転寿司「函館旬花」)

 回転寿司「函館旬花」をオープンさせるサンフレッシュフーズは、五稜郭タワー(五稜郭町43-9)の2階で和食店「四季海鮮 旬花」を展開している。その他、「旬花お届け料理厨房」(亀田町1-10)で仕出し料理や弁当の製造販売、JR函館駅で駅弁などを販売、グループで鮮魚の輸出なども手掛けている。

 今回、回転寿司に新規参入、業容拡大を目指すことにした。出店場所の建物は、五稜郭タワーの松前通を挟んだ向かい側。以前は、魚長食品(本社・函館市)グループの土産専門店「はこだて海鮮市場五稜郭公園前店」が入っていたが、その後、「サツドラ函館五稜郭店」が入店。同店は2021年6月末に閉店し、空き店舗になっていた。同店の土地建物は、五稜郭タワーを運営する五稜郭タワー(同・同)が魚長食品から取得している。

 函館市内では、エイチケイアールの「函太郎」、魚長食品グループまるかつ水産(本社・函館市)の「函館まるかつ水産」、アイックス(同・札幌市白石区)グループのやすけフーズ(同・函館市)が展開する「函まるずし」や「すしまる」など、地元回転寿司チェーンが活発に展開している。「函館旬花」の参入で、さらに地元回転寿司業界に活気が出てきそうだ。



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