菓子やパンの製造販売、もりもと(本店・千歳市)は2019年12月上旬に「もりもと千歳本店」をリニューアルする。今年創業70周年を迎えることから記念事業のメインとして建て替え、装いも新たにお目見えする。(写真は、「もりもと千歳本店」のイメージ図=もりもと提供)

 新本店のテーマは「森の中を散歩」で、建物は曲線を多く取り入れ、道路に面して広がりを持つ曲線状のガラス張りを採用。店内は木漏れ日が差し込む明るく開放的な内部空間とする。「森の中を散歩」しているようなイメージで和菓子や洋菓子、パン、ケーキなど店内の厨房と千歳市内の自社工場から直送される商品が並ぶ間を歩くことができる。見て、選んで、食べることを楽しめる空間を提供する。
 
 新本店の敷地面積は、約569坪(1878・59㎡)、建築面積約151坪(499・29㎡)で鉄骨平屋建て、延べ床面積は約150坪(496・53㎡)。投資額は非公表。設計、監理はストアームーデザイン事務所(東京都渋谷区)、施工は玉川組(恵庭市)。

 もりもとは、千歳本店のリニューアルに合わせて限定商品を販売。ロングセラー「シャモニー」のパフェやカステラを使ったフレンチトースト「フレンチかすていら」など、多くの限定品を用意する。


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