和洋菓子、パン製造販売のもりもと(本社・千歳市)は、札幌市豊平区のミュンヘン大橋店を8月21日(日)で閉店する。同社が、路面店を閉店するのは今年に入って3店舗目となる。(写真は、もりもとミュンヘン大橋店)

 もりもとミュンヘン大橋店(平岸1条22丁目2-1)は、ビッグハウスエクストラを核店舗にして商業施設が集積する、アーバンサイトミュンヘン大橋内の店舗。2002年10月に同商業施設の開業と同時にオープンした店舗で、今年が20年目。閉店の理由について、「店舗の老朽化に伴い、お客さまに快適な空間の提供ができなくなったため。また、コロナ禍で店舗の維持も難しくなってきたため」(広報)としている。

 もりもとは、今年に入って路面店の山の手店(札幌市西区)を3月21日に、苫小牧柏木店(苫小牧市)を5月15日に閉店している。閉店理由はいずれも老朽化によるもので、山の手店はオープンから27年、苫小牧柏木店は25年でそれぞれ営業を終えた。
 もりもとは現在、千歳市、恵庭市、苫小牧市、室蘭市、札幌市、江別市、小樽市、滝川市、旭川市に25店舗を展開しており、路面店は千歳本店(千歳市)、恵み野店(恵庭市)のほか、札幌市内の厚別ひばりが丘店(厚別区)、札幌北15条店(東区)、南郷通店(白石区)、ミュンヘン大橋店の6店舗。このうち建て替えた千歳本店を除けば、30年目の恵み野店、23年目の厚別ひばりが丘店、21年目の札幌北15条店、19年目の南郷通店と閉店店舗以上の店年齢のところもある。



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