日本アクセス北海道(本社・札幌市東区)は2023年8月4日、札幌市中央区のロイトン札幌で「秋季展示商談会」を開催した。量販店や外食企業のバイヤー、飲食店関係者など約1000人が来場、各メーカーの新商品や日本アクセス北海道の提案商品などの試食、商談を行った。(写真は、日本アクセスの「チル酒」の展示コーナー)

 展示商談会には、メーカー約155社が出展したほか、日本アクセス(本社・東京都品川区)、日本アクセス北海道の企画提案コーナー、デリカエリア、生鮮商品エリア、北海道産品エリアなどに分かれて展示された。日本アクセスの企画コーナーでは、今年3月に同社がブランド化した「チル酒」が注目を集めた。「チル酒」は、のんびりと時間を楽しむ「チルアウト」と冷蔵「チルド」の2つの意味を込めたブランド。日本アクセスが得意とする低温物流を活用、これまで消費者に届けられなかった蔵元でしか飲めないフレッシュなクラフトビールや生酒、どぶろくを流通させることを実現した。展示会では、全国各地の「チル酒」が並べられ、若い人をターゲットにした販促が提案された。

(写真は、「シマエナガ」特集コーナー)
 
 スーパーのバックヤードで、簡単に調理できるデリカ商品や簡便冷凍商品なども展示された。また、バウムクーヘンコーナーでは、北海道を中心に各菓子メーカーのバウムクーヘンが並べられ、「ファイナルクーヘン総選挙2023春」(バウムクーヘン博覧会実行委員会主催)で1位を獲得した円甘味(まるあまみ、小樽市)の「ブリュレカスタードインバウム」も展示された。

 その他、北海道の菓子メーカーが販売しているシマエナガをモチーフにした菓子などを集めた「シマエナガ特集」コーナーも展開され、人気を集めた。



15人の方がこの記事に「いいんでない!」と言っています。