ヤマダデンキ(本社・群馬県高崎市)は、2024年1月28日(日)で「テックランド札幌北33条店」(札幌市北区北33条西5丁目120-1)を完全閉店する。同店にテナントとして入っていた「ゲオ」や「セカンドストリート」も閉店もしくは閉店予定で、建物は解体、建て替えの見通し。(写真は、2024年1月28日に完全閉店する「テックランド札幌北33条店」)

「テックランド札幌北33条店」が完全閉店するのは、建物老朽化による店舗統合のため。統合先は「Tecc LIFE SELECT札幌本店」(札幌市中央区)と「テックランド札幌屯田店」(同市北区)。完全閉店に伴って、2024年1月6日より「完全閉店セール」に入っている。展示品・在庫品は、店頭表示価格より20%~50%引きで販売するほか、キッチン、バス、洗面化粧台、トイレなどリフォーム展示品も大処分する。

「テックランド札幌北33条店」は2階建て建物の1、2階で展開。2階テナントの「ゲオ札幌北33条店」は、2023年12月25日で閉店、1階テナントの「セカンドストリート札幌北33条店」は2024年1月8日、「フレッシュネスバーガー札幌北33条店」も同年1月21日で閉店することが店頭告知されていた。

 この建物は、元々はボウリング場として建設されたもので、店内には売り場に下りる階段やスロープがそのまま残されている。現在の土地・建物所有者は、永和不動産(本社・東京都千代田区)の関係会社アズマエンタープライズ(同・同)。建物周辺では、今年に入って地質調査が始まっており、建て替えに向けた準備が進んでいる。


63人の方がこの記事に「いいんでない!」と言っています。