ヤマダホールディングス(本社・群馬県高崎市)の子会社、ヤマダデンキ(同・同)のストアブランドの一つである「ベスト電器」の北海道直営店が、2023年12月31日(日)を最後に北海道から姿を消す。営業を続けていた2店舗が閉店するためで、道内ではFC(フランチャイズ)の33店舗のみになる。(写真は、ボウリング場跡を利用した「ベスト電器川沿店」)

 2023年12月31日で営業を終了するのは、直営店舗の「川沿店」(札幌市南区川沿5条2丁目3)と「網走店」(網走市駒場北5丁目83-1)の2店舗。「川沿店」は、ボウリング場だった「東宝ボウル」跡で展開している「コープさっぽろSocia」内で営業、「網走店」は路面店。

「川沿店」では、同年12月16日から同月22日(金)まで、第1弾の店内全品売りつくしを行っている。指定の商品は、店頭表示価格の50%~20%引きのほか、キッチン、バス、洗面化粧台、トイレのリフォーム展示品の大処分も行っている。2店舗とも閉店に伴って「ベストスタンプカード」が利用できなくなるため、スタンプ1個につき50円の値引きも行っている。「川沿店」の引き継ぎ店舗は「テックランド札幌南川沿店」(川沿5条2丁目1-1)、「網走店」の引き継ぎ店舗は「テックランド網走店」(つくしヶ丘4丁目2-11)。

 現在は、ヤマダデンキのストアブランドの一つとして展開する「ベスト電器」は、同名の家電量販店企業として全国展開していた。2012年にヤマダデンキの子会社になり、2017年に完全子会社、2021年に吸収合併された。かつては、約30店舗を道内で展開していたが、直営店舗は年末に姿を消し、FC店33店舗のみとなる。
※2023年12月23日記事修正しました。ベスト電器FCは道内33舗が展開しています。ご迷惑をおかけしました。


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