ホクレン商事(本社・札幌市北区)は、「ホクレンショップ函館昭和店」(函館市昭和町1丁目29)を2月17日から一時休業、3月中旬にリニューアルオープンさせる。同社が展開する函館市内の食品スーパーは同店のみ。改装によって競争力を高める。(写真は、「ホクレンショップ」店舗)

「ホクレンショップ函館昭和店」は、セントラルリーシングシステム(本社・札幌市中央区)が2001年10月に開業した「函館昭和タウンプラザ」の核店舗。「ゼビオスポーツ」や「ユニクロ」、「GU」などの商業施設が集積している。今回の改装は、1ヵ月近くに及ぶことから、冷凍機器設備などを含む大規模なリニューアルになる見通しで、店舗業態も同社が展開している「FoodFarm」に転換することになりそう。

 函館市内は、コープさっぽろ(本部・札幌市西区)の8店舗とコープさっぽろグループの魚長(本社・函館市)の13店舗、計21店舗と道南ラルズ(同・北斗市)の「スーパーアークス」、「ラルズマート」、「ビッグハウス」計8店舗、イオン北海道(同・札幌市白石区)の「マックスバリュ」6店舗がひしめくスーパー激戦地。ホクレン商事は大規模改装で競争力を高める。
 なお、ホクレン商事は函館市に隣接する亀田郡七飯町にも「ホクレンショップ七飯店」を2003年11月にオープンさせていたが、2016年8月に閉店。後継店舗として道南ラルズの「スーパーアークス七飯サウス」が、出店している。


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