国分北海道(本社・札幌市中央区)は6日、札幌市中央区の京王プラザホテル札幌2階エミネンスホールで、年末年始のアルコール需要に対応する『2016年酒類展示商談会』を開催した。業務用酒販店や飲食店オーナーなど約300社、700人が来場し、道内外の酒造、ワインメーカーなどの新商品の商談を進めた。IMG_7939(写真は、ゆるふわカクテルの提案コーナー)

 国分北海道は、毎年この時期に酒類の展示商談会を開催している。北酒連、シュレン国分など酒類卸の流れを汲む国分北海道だけに、道内でも多くの顧客を持つのが同社の強み。
 展示商談会は、業務用酒販店や酒販店、ホテル、飲食店など幅広い顧客に向けた新商品アピールの場になる。今年は、初参加の14社を含む約130社が年末年始の需要を見込んだ自慢の酒類新商品を展示、売り込んだ。
 
 イベントコーナーでは、酒と様々な食をマリアージュした提案やSNSで話題になっているお菓子を使ったゆるふわカクテルの提案、さらに酒のシーンに彩りを添える花卉(かき)のコラボレーション提案も行われた。
 
 国分北海道の黒澤良一社長は、「展示商談会はメーカーと小売りのコミュニケーションの場にもなる。我々、卸の役割の一つがこうした場を通じて両者のジョイントを深めること」と手応えを感じている様子だった。


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