マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)の従業員らが、店舗利用者の特殊詐欺を防いだとして札幌白石署と室蘭署からそれぞれ感謝状が贈られた。いずれも携帯電話で話しながらATMを操作していることに不審を抱き、声掛けしたことによって未然に被害を防ぐことができた。16.08.03北郷店
16.08.09登別店(写真上は、北郷店への感謝状贈呈式。写真は下は登別店への感謝状贈呈式=マックスバリュ北海道提供)

 札幌白石署の感謝状贈呈は8月3日に行われた。7月28日のマックスバリュ北郷店での詐欺被害防止に関してのもので、伊藤博副店長が買い物客から、携帯電話で話しながらATM操作をしている高齢夫婦がいるとの連絡を受けて、声を掛けたことで詐欺を防ぐことができた。
 
 また、室蘭署の感謝状贈呈は8月9日に行われた。7月13日にマックスバリュ登別店で、パート従業員2人が携帯電話で話しながらATM操作をしている78歳の女性に声を掛けて詐欺被害を防いだ。声を掛けたパート従業員の1人は、「自分の両親が同じような目にあっていると思うと突き動かされた」と話している。
 
 マックスバリュ北海道広報では、「常日ごろ、お困りのお客さまにはお声掛けさせていただくようにしています。今後も継続して、実施できるように努めていきます」とコメントしている。


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