コープさっぽろとサツドラの共同仕入れ会社「北海道MD機構」、サツドラが出資返上

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 コープさっぽろ(本部・札幌市西区)とサツドラホールディングス(本社・札幌市東区、以下サツドラ)が、2020年12月に共同出資で設立した共同仕入れ会社、北海道MD機構(同・札幌市西区)のサツドラ出資分をコープさっぽろが、2026年5月15日付で引き取る。北海道MD機構は現在、実質的に機能していない。コープさっぽろは、サツドラ出資分を引き取るが、会社としては存続させ、新たなパートナーが出てくれば機能できるようにしておく。(写真は、北海道MD機構本社があるコープさっぽろの本部棟)

 コープさっぽろとサツドラは、2019年12月20日に包括業務提携契約を締結、相互に協力することによって組合員や顧客の利便性向上に向けた取り組みを進めることにした。翌年、同契約の根幹となる共同仕入れ会社、北海道MD機構を設立した。資本金は1000万円で、コープさっぽろとサツドラが49%ずつ、総合食品卸の加藤産業(本社・兵庫県西宮市)が2%出資し、コープとサツドラから1人ずつ代表権者が登記された。ドラッグ系・日用品系はサツドラの帳合いに、食品系はコープさっぽろの帳合いにすることで、それぞれの仕入れ規模を拡大し、単価低減などのメリットを引き出そうというのが狙いだった。

 段階的に帳合い変更を進める計画で、まず日用品系をサツドラ側に付けたが、以降は帳合い変更が進まず、数年後には日用品系もコープ側に戻され、実質的に共同仕入れが機能していなかった。今回、サツドラ側の申し入れにより、コープさっぽろが、北海道MD機構のサツドラ出資分を引き取ることにした。両者の包括業務提携契約は継続する。

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