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 ――ところで、リージョナルマーケティングが運営している北海道共通ポイントカード「EZOCA」の会員数は約155万人になりました。EZOCAの今後の戦略はどうですか。

 富山 ナショナルサービスではできない地域=リージョナルならではのマーケティングをするためにリージョナルマーケティングを立ち上げました。そのツールが共通ポイントカード「EZOCA」です。我々の提携店はほとんどリージョナルな企業です。「エゾクラブ」というコミュニティーも立ち上げていて約2万人の登録があります。そこでの交流会なども盛んになっています。人の繋がりはすごく大きくなっています。自治体との連携も増えました。利尻町では、商店街と組んで還元モデルも作りました。「コンサドーレEZOCA」や「レバンガEZOCA」は、ファン、サポーター向けカードで、使えば使うほどチームに還元される仕組みです。お得とか便利だけではない価値を今後も高めていきたい。

 ――新電力「エゾデン」(コンサドーレとリージョナルマーケティングの共同出資)は苦戦しています。

 富山 現状は伸び悩んでいます。企業や団体向けの契約はある程度進んでいますが、一般家庭向けは苦戦しています。もともとこの事業は一般家庭向けに始めたのですが、北海道ガスやコープさっぽろの後塵を拝しています。ただサービス的に劣っているとは思いません。

 ――伸び悩んでいる理由は、どのあたりにあるのですか。

 富山 北ガスやコープさっぽろは、ガスや宅配で月額料金を徴収しているため、新電力に切り替えても課金の手続きが簡単ですが、私たちは、もともと月額で課金させていただいていないので新規に手続きをしなければなりません。そこがハードルになっているようです。

 ――現状の契約件数はどのくらいですか。

 富山 1万件に届いていません。他のサービスと組み合わせることによって、手続き時のハードルを下げていきたいと思っています。エゾデンも地域のプラットフォーム事業なので、リージョナルマーケティングの事業としてはすごく親和性が高い。今後も力を入れて立て直しに努力したい。

 ――本日はありがとうございました。



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