IMG_3441 東証1部上場のツルハホールディングス(HD、本社・札幌市東区)とサッポロドラッグストアー(同・同市北区)の5月度(4月16日~5月15日)売上高は、2社ともに昨年5月度の消費増税による反動減の揺り戻しが発生、大きく伸びた。(写真は、サッポロドラッグストアー伏古10条店=札幌市東区)

 ツルハHDの5月度は新店9店舗を含めた全店売上高が前年同月比で36・2%の大幅増となり、既存店ベースで見ても同15・8%増となって増税影響に翻弄された消費変調は終止符を打ったようだ。
 客数は全店で同28・2%増、既存店で8・7%増。客単価は全店で同6・3%増、既存店で同6・6%増になった。
 
 同社は5月決算で5月度が最終の締め月になる。通期の結果は次の通り。%は対前年伸び率。
■売上高 全店19・3% 既存店マイナス0・5%
■客数 全店17・6% 既存店マイナス1・1%
■客単価 全店1・4% 既存店0・6%
 なお、通期の店舗数は開店105、閉店34で純増は71。期末店舗数は1383になった。
 
 サッポロドラッグストアーの5月度は、全店ベースで前年同月比17・2%増、既存店ベースは同6・7%増になり昨年中続いた反動減から脱した。5月度の新規出店はフレスポ恵み野店(恵庭市)の1店舗で総店舗数は157(ドラッグストア147、調剤10)。



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