ツルハHD、サツドラ10月度は既存店4%増

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 道内に本社を置く東証1部上場のツルハホールディングス(本社・札幌市東区)とサッポロドラッグストアー(同・同市北区)の10月度(9月16日~10月15日)営業速報によると、新店を含めた全店売上高は共に前年同月比で二桁増となり、既存店売上高も4%強伸びた。DSC_7540(写真は、9月24日にオープンしたサッポロドラッグストアー発寒5条店)

 ツルハHDの10月度は、全店ベースが前年同月比10・8%増、既存店ベースでも同4・6%増となった。直営店舗は「末広北店」(旭川市)、「苫小牧日吉町店」(苫小牧市)を含む全国9店舗を出店、閉店1店舗で店舗数は9月度より8店舗増の1419店舗。
 客数は、全店が同7・3%増、既存店は同1%増で既存店での客数がここ3ヵ月鈍化傾向。客単価は、全店が同3・3%増、既存店は同3・5%増となった。
 
 サッポロドラッグストアーの10月度の売上高は、全店ベースで前年同月比21・5%と8月度に続いて20%台に乗っており、新店出店が相次いだ効果が出ている。既存店ベースは同4・7%増と巡航速度を保っている。
 期中の新店は、「狸小路大王ビル店」、「発寒5条店」、(いずれも札幌市)、「帯広19条店」(帯広市)の3店舗で閉店はゼロ。総店舗数は170店舗(ドラッグストア160店舗、調剤10店舗)。

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