ローソン銀行(本社・東京都品川区)は、15日の開業日に合わせて初のコンビニ店舗外ATM(現金自動預払機)を新千歳空港国内線ターミナルビルに設置した。これを機に、店舗外ATMの設置台数を増やしていく。(写真は、新千歳空港国内線ターミナルビルセンタープラザ)

 今回設置されたATMは、ローソン銀行の提携金融機関に加えてMICS(全国キャッシュサービス)加盟の金融機関など、日本で発行されたほぼすべてのカードの利用が可能。また、海外で発行されたVISA、Mastercard、銀聯などのキャッシュカード、クレジットカードで日本円の引き出しが可能。設置場所は、新千歳空港国内線ターミナルビル2階の南側と北側にあるATMコーナー。

 ローソン銀行は、ローソンから引き継いだローソン店舗内のATM約1万3000台を軸にしたATM事業のほか、リテール事業として個人を対象に預金口座(普通預金、定期預金)とインターネットバンキングサービス、ネット決済サービス、ローソン加盟店の法人オーナーを対象とした法人普通預金と法人インターネットバンキングサービスを始めた。さらに2019年1月からは個人向けクレジットカードも発行する予定。
 今回の新千歳空港ターミナルビルでの店舗外ATM設置を機に、駅や公共施設、商業施設への設置を積極化していく。


6人の方がこの記事に「いいんでない!」と言っています。