手書きの「お知らせ」で哀感漂う「ごまそば八雲・新千歳空港店」の閉店

経済総合

「ごまそば」で親しまれている「八雲」の「新千歳空港店」(千歳市美々987-22、新千歳空港ターミナルビル3階)が8月末で閉店した。1992年にオープンして以来、コロナ禍の中、29年の営業を終了した。(手書きの「お知らせ」が、哀感を漂わせている=写真)
(写真は、「ごまそば八雲・新千歳空港店」)

「八雲」は、札幌市中央区南1条西4丁目の4丁目プラザ地下2階で「コーヒープラザ西林」を運営するにしりん(札幌市中央区)が、1974年から始めたごまそば専門店で、1号店は「松坂屋店」だった。同店はその後、「札幌ロビンソン店」、「ススキノラフィラ店」などに名称を変えたが、2020年5月のラフィラ建て替え、閉館に伴い閉店となった。

 直近の店舗数は、札幌市内6店舗、北広島市内1店舗、新千歳空港1店舗だったが、8月末に「新千歳空港店」を閉店。同店は、新千歳空港ターミナルビルの新築、供用が始まった1992年に出店。2011年にターミナルビルリニューアルに伴い、3階のグルメワールドに移転した。出店から29年目の今年8月末、営業を終了した。

 これによって、「八雲」の店舗は、「札幌国際ビル店」、「札幌パルコ店」、「4丁目プラザ店」、「地下街オーロラタウン店」(いずれも札幌市中央区)、「パセオ店」(同市北区)、「新さっぽろサンピアザ店」(同市厚別区)の札幌市内6店舗と「北広島店」(北広島市大曲幸町3丁目7-6、三井アウトレットパーク札幌北広島2階)の1店舗になった。

 ただ、「4丁目プラザ」は、建物老朽化で2022年1月末に閉館し、「パセオ」も北海道新幹線札幌駅ホーム工事に伴い22年10月から長期休業する。冬季オリンピック以降の街の発展とともに歩んできた「八雲」は、老舗ゆえにビル建て替えに遭遇するケースが多い。「4丁目プラザ店」、「パセオ店」の代替店舗はできるだろうか。

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