3月31日に営業を終了するKKRホテル札幌(札幌市中央区北4西5)が、一体の建物になっている北海道林業会館とともに解体されてその跡地に西日本鉄道(本社・福岡市中央区)のホテル建設が計画されている。IMG_9986(写真は、3月31日に営業を終えるKKRホテル札幌)

 KKRホテル札幌と北海道林業会館は、1968年に竣工した一体の建物。敷地は同ホテルを運営する国家公務員共済組合連合会と一般財団法人北海道林業会館がそれぞれ所有し、建物は区分所有になっている。今回、同会館が土地を一括所有して再開発することになった。

 再開発ビルは、地下1階、地上14階で延床面積約4909坪(1万6200㎡)。ホテルは1階がロビーで2階はレストラン、5階から上が客室で約300室規模。道林業会館は、3~4階を区分所有する。
 西鉄は、地元の福岡のほか東京、名古屋、那覇、ソウル、釜山、バンコクなど国内外にシティホテルや宿泊特化型ホテルを約20棟運営している。札幌へは初の進出で宿泊特化型のアップグレードタイプである「ソラリア」になる見込み。



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