大地のような茶色のトーンで統一された壁面に「SATUDORA HOLDINGS」のロゴが映えるーーサツドラホールディングス(本社・札幌市北区)の新本社ビルが姿を現した。
(写真は、建設中のサツドラホールディングス新本社ビル)

 札幌市東区北8条東4丁目19ー24の北8条通に面した3階建てのビルがそれ。建設工事は大詰めを迎えており、竣工は7月下旬。8月にもサツドラHDの本社とグループ企業がこの新ビルに移ってくる。

 建設場所は、もともと「サツドラ北8条店」のあったところ。北側に隣接していたJR北海道の鉄東社宅跡地とともに開発計画が浮上。昨年8月から、サツドラHDの本社兼店舗ビルと社会医療法人朋仁会北新病院の移転新築工事が始まっていた。
 サツドラHDの本社兼店舗ビルは、敷地面積約2372坪(7829㎡)のうち建築面積約948坪(3130㎡)を使った地上3階建てで延べ床面積は約2617坪(8637㎡)。1階が店舗とオフィス、2階と3階はオフィスとなっており1階の店舗面積は約520坪(1718㎡)、店舗以外の面積は約2096坪(6919㎡)。

 札幌市北区太平にあるサツドラHDの現本社は、1989年1月に竣工した3階建て。業容拡大に伴い、手狭になっていたことから新本社ビル建設を進めてきた。

 北側に隣接する北新病院(地下1階、地上6階建て)も外観を現しており、7月末の竣工を目指し急ピッチで工事が進んでいる。同病院は8月25日にオープンする予定。サツドラの店舗は北新病院と繋がることになっている。サツドラHDは、2年後が創業50周年の節目の年。新本社ビルはポスト50年を見据えた新しい歴史を刻む場になりそう。



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