サツドラホールディングス(HD、本社・札幌市北区)は、2021年5月期に出店6店舗、閉店13店舗の純減7店舗とし、国内総店舗数203店舗を計画している。20年5月期は国内外で13店舗を閉店しており、2期連続で総店舗数が減少する。(写真は、6月10日にスクラップ&ビルドでオープンした「サツドラ北8条店」)

 サツドラHDは、20年5月期より不採算店舗の閉店を進めており、期中にドラッグストア7店舗、インバウンド店舗5店舗、北海道くらし百貨店1店舗を閉店。台湾の店舗は、現地会社に全6店舗の運営を委託したため、総店舗数は19年5月期よりも13店舗減少し210店舗になった。

 21年5月期に入ってから、5月24日に「サツドラ北野3条店」(札幌市清田区)、同月26日に「北海道くらし百貨店ららぽーと柏店」(千葉県柏市)、6月30日には「サツドラ函館空港店」(函館市)、7月31日には「サツドラ阿寒湖温泉店」(釧路市)をそれぞれ閉店。

 一方、出店はスクラップ&ビルドの「サツドラ北8条店」(札幌市東区)が6月10日、「サツドラ北斗本町店」(北斗市)、「サツドライーアス沖縄豊崎店・サッポロスーヴェニールショップイーアス沖縄豊崎店」(沖縄県豊見城市)が6月18日にそれぞれオープンしている。

 8月以降、閉店9店舗、出店3店舗となる見通しで、21年5月期の売上高は850億円(20年5月期比4・8%減)、営業利益2億円(同75・6%減)、純利益1億円(同13・6%減)を予想している。売上高営業利益率は、0・2%と20年5月期と比べて0・8ポイント減少する見通し。


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