子育て世帯に絵本を無償提供するなどしているコープさっぽろ(本部・札幌市西区)の「コープ子育て支援基金」の活動が、北海道が実施している「ほっかいどう未来輝く子育て大賞」の2016年度企業部門を受賞した。これまで団体、個人の2部門が対象だったが8回目となる今年度から企業部門を新設、コープさっぽろが第1号の受賞になった。IMG_0946(写真は、表彰式。右から田中宏之・道保健福祉部少子高齢化対策監、中島則裕・コープさっぽろ専務理事)

 道の「ほっかいどう未来輝く子育て大賞」は、地域の子育て活動に意欲的に取り組む団体、個人を子育て支援のモデルとして表彰する制度で09年度から始まった。今年度から企業部門を設け、3部門22件の応募の中から、北海道子ども未来づくり審議会委員による評価検討会で審査し、3部門の受賞者を決めた。

 企業部門を受賞した「コープ子育て支援基金」は、レジ袋有料化を原資に10年に創設した基金。1~2歳の子どもを持つ組合員世帯に2年間で4冊の絵本を無償提供する『えほんがトドック』活動や13年からスタートさせた道内の保育園や幼稚園、子育て支援センターなどで絵本の楽しさを知ってもらう『えほんわくわくキャラバン』活動、絵本作家などに出演してもらい親子で絵本の読み聞かせや音楽を楽しむ『絵本でわくわくファミリーライブ』を実施している。
 10年から始まった『えほんがトドック』で提供した絵本は累計で26万冊になり、キャラバンも今年度だけでも150ヵ所で開催している。
 
 表彰式は21日、コープさっぽろ本部で行われ、道保健福祉部の田中宏之少子高齢化対策監から中島則裕専務理事に表彰状と盾のほか道と三省堂書店(本社・東京都千代田区)との包括連携協定の協力で絵本が寄贈された。
 なお、今年度の『えほんがトドック』の対象世帯は約1万世帯。提供する絵本の種類はコープさっぽろの選定委員会で協議して決めている。
 16年度の「ほっかいどう未来輝く子育て大賞」団体受賞は、子育て支援ワーカーズぐるんぱ(札幌市)と特定非営利活動法人チャイルドサポートこあら(苫小牧市)、個人受賞は本別町の田西昭子さん。



1人の方が「この記事が参考になった」と言っています。