1月27日から始まる中国の春節(旧正月)連休で北海道を訪れるインバウンド客の利便性を高める目的などから、イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、11店舗でフリーWi―Fiスポットを設置した。25日から運用を開始している。IMG_2513 (2)(写真は、イオン旭川駅前)

 イオン北海道は、インバウンド対応として複数の旅行会社と団体バス送客契約をしているほか海外旅行博への出展、海外おみやげ宅配便などを実施。3~9月の上半期ではインバウンド客の売上高が前年同期間比で27・2%伸長した。

 今年の春節は、1月27日から2月2日で、日本を訪れる中国人観光客は前年を超える可能性もあるが、爆買いは一服しておりデパートやショッピングセンターなど商業施設では利便性や人気商品の品揃えを高めて如何に訴求するかが問われている。
 イオン北海道は、道内11店舗(旭川駅前店、旭川西店、小樽店、千歳店、苫小牧店、札幌発寒店、札幌藻岩店、札幌桑園店、帯広店、釧路店、釧路昭和店)でフリーWi―Fiのスポットを設置、インバウンド客のサービス向上を図ることにした。
 同社は、店舗所在地の全自治体(21市・4町)と災害に備える体制を整備しており、フリーWi―Fiスポットは災害時の防災拠点としての機能強化も目的。今後順次、設置店舗を増やしていく。


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