IMG_2113 総合スーパー(GMS)、イオン北海道(本社・札幌市白石区)の6月度売上高前年比が6日公表された。衣料部門の不振が響き、既存店ベースでは99・4%と前年6月を下回った。全店ベースでは101・8%で前年を上回ったものの4~5月の勢いは消えている。(イオン北海道の6月度は衣料の不振が響いた。写真は釧路店)

 道内の小売消費額は4月以降、回復傾向にあるがイオン北海道の6月売上高は減速している。原因は、衣料部門の不振。同部門は新店がなく既存店のみだが、実績は93・1%。3月は昨年の駆け込み需要の反動減があったため衣料部門は83・6%と大きく下げたが、6月はそれに続く前年割れを余儀なくされた。
 
 食品部門は、既存店が101・8%、コンビニ型食品スーパー「まいばすけっと」の新店を含めた全店では105・5%になった。住居余暇部門(家電、文具、サイクル、携帯電話、ホームファッション、ヘルス&ビューティ)は、既存店が101・1%、全店が102・7%だった。
 今年の6月は昨年より日曜日が1回少なかったうえ、天候もさえず衣料部門に直接影響が出た格好だ。


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