アークス(本社・札幌市)とイオン北海道(同・同)、マックスバリュ北海道(同・同)の3社は9日までに6月度売上高を公表した。アークスは既存店で100%と前年同月と同水準で前年同月を割り込まなかったのは昨年9月以来。一方、イオングループ2社は全店、既存店とも105%を超える伸びだった。
 
 アークスの6月度は、売上高が新店を含めた全店で101・%、既存店で100・0%となり全店、既存店ともに前年同月を上回った。全店ベースで100%を超えたのは今年3月以来で全店、既存店ともに100%を超えたのは昨年9月以来、9ヵ月ぶり。
 なお、客数は全店で100・7%、既存店で99・6%となった。既存店での客数減は昨年10月以降続いている。一方、客単価は全店で100・4%、既存店でも100・4%となり前年並みを確保した。
 
 イオン北海道の6月度は全店で106・4%、既存店で105・9%となり好調を持続。部門別では、衣料の全店が106・1%、既存店が106・3%と既存店が健闘。食品は、全店が105・6%、既存店が104・7%だった。住居余暇は全店が109・4%、既存店が109・1%となり部門別では最も高い伸びを見せた。
 
 マックスバリュ北海道は、全店ベースで105・6%、既存店ベースで105・4%と好調。同社が、全店・既存店の二つで前年同月を超えたのは6月で34ヵ月目になった。


この記事は参考になりましたか?