IMG_9025 空知信用金庫札幌支店の移転に伴い空きビルになっていた川原ビル(札幌市中央区南1条西7丁目)の活用が注目されていたが、同ビルの土地が京阪電鉄(大阪府枚方市)に売却されていることが分かった。現在、川原ビルは解体工事に入っており、京阪電鉄は札幌市内2棟目となる「ホテル京阪」を建設する可能性が高い。(写真は、解体用の足場が組みたてられた川原ビル。手前は市電の西8丁目停留所=2014年8月13日後午後撮影)
 
 空知信金札幌支店は、40数年間に亘って同ビルにテナント入居していたが、今年7月に北1条西6丁目の損保ジャパン札幌ビル1階に移転。川原ビルは1968年に竣工したビルで今年で築46年が経過しており、空知信金撤退後は解体を含めて今後の活用が注目されていた。
 
 土地登記簿によると、同ビル敷地は権利者が複数に及び、隣接する遠軽信金の名や東亜販売(東京都千代田区)、東亜(新潟県長岡市)などの名が登記されていたが、今年4月、京阪電鉄(大阪府枚方市)と京阪電鉄不動産が取得。両社は取得後に同ビル一帯の敷地をすべて合筆して約1500㎡の土地を一括所有するに至った。
 現在、同ビルは足場が組まれて西武総業(札幌市白石区)によって間もなく解体作業に入る。
 
 解体後の活用策として予想されるのは、ホテル京阪の建設。ホテル京阪は、京阪電鉄系のシティホテルで札幌には5年前からJR札幌駅西口の北6条西6丁目に14階建てで営業を始めている。札幌駅西口に続き大通ゾーンでもホテル京阪が建設されれば私鉄系ホテルとして知名度は一層高まることになる。
 
 市電が走る南1条通は、賑わいのある駅前通に比べて規模の小さいビルが並び時間貸し駐車場も多い。札幌を代表する通りとしては賑わいが欠けており、京阪電鉄と京阪電鉄不動産によるホテル建設が実現すれば、活性化に繋がると期待される。



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