国分北海道(本社・札幌市中央区)は、19日から北海道の蔵元の酒粕を利用した甘酒餅シリーズに「男山」を加えるほか同じく道内蔵元、国稀の酒粕を使用した風味豊かな「甘酒ケーキ国稀」を発売する。(写真は、国稀酒造の吟醸酒粕を利用した「甘酒ケーキ国稀」)
(写真は、男山の酒粕を使った「甘酒餅男山」)

 同社は、甘酒ブームで「酒粕」が健康素材として人気を集めていることから、道内蔵元の酒粕を利用した商品開発を進めている。2017年12月から「北海道造り酒屋の甘酒餅」を商品化、これまでに国稀酒造(増毛郡増毛町)の「国稀」、二世古酒造(虻田郡倶知安町)の「二世古」、高砂酒造(旭川市)の「国士無双」を販売してきた。

 今回、原材料にこだわった北海道銘菓「きびだんご」に北海道の老舗蔵元、男山(旭川市)の「男山」の酒粕を練り込み、米麹の素朴で優しい甘さが広がる昔ながらの柔らかなお餅に仕上げた。内容量120g(個包装)、希望小売価格は北海道エリアが300円(税別)、北海道以外のエリアは340円(同)。賞味期限は常温で6ヵ月。

「甘酒ケーキ」は、国稀酒造の吟醸酒粕を使用、一口サイズのケーキ風焼き菓子に仕上げた。米麹の優しい甘さが口に広がるケーキでしっとりした口当たりが特長。5個入り(1個27g、個包装箱入り)、希望小売価格は北海道エリア740円(税別)、北海道エリア以外は800円(同)。賞味期限は常温で2ヵ月。
 いずれも11月19日から発売するが、「甘酒ケーキ」の北海道外発売日は12月3日を予定している。問い合わせは、国分北海道マーケティング部事業開発課(☎011・350・6309)。


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