国分北海道(本社・札幌市中央区)は2024年2月6日、札幌市中央区のロイトン札幌で「2024春夏 食・酒総合展示商談会」を開催した。スーパーやドラッグストアなど量販店、外食店のバイヤーを含め、来場者は1000人を超えた。(写真は、国分北海道「2024春夏 食・酒総合展示商談会」の会場)
(写真は、2024年3月4日に国分が新発売する「プロテインビーフ」)

 今回の展示商談会は、食品、酒類、菓子、低温、業務用、デリカなどフルカテゴリーの提案となっており、道内外から約240社が、イチ押し商品や新商品などを出展した。メインテーマは、国分北海道の第11次長期計画のテーマでもある『共創~北海道の食と、ともに。~』。国分北海道のコラボ商品の創造を目的とする「国分共創圏」として、北海道コンサドーレ札幌、レバンガ北海道、静内農業高校、函館水産高校、小樽水産高校などとの取り組みも紹介された。そのうち、北海道コンサドーレ札幌のブースでは、国分が2024年3月4日に新発売する「プロテインビーフ」が注目を集めた。

(写真は、「第9回HBA/KOKUBUカクテルコンペティション2023」で優勝した阿部翔平さん)

 会場では、「第9回HBA/KOKUBUカクテルコンペティション2023」で優勝した、阿部翔平さん(Bar&Sushi紺と白=イビススタイルホテル札幌中島公園1階)のホワイトラム酒ベースのカクテル「とさみずき」(土佐の一部地域だけに自生する花『とさみずき』をイメージ)の試飲もあった。また、「洋食コノヨシ」がハンバーグと道産ワインのペアリング、「おたる亭」が寿司ワインのペアリングをそれぞれ紹介した。

(写真は、リキュール「北海道白いレモンサワーの素」)

 国分北海道開発商品のコーナーでは、網走ビール(同・網走市)と共同開発したリキュール「北海道白いレモンサワーの素」が目を引いた。稚内市に近い宗谷海峡の海塩を採用、レモン果汁の爽やかな余韻が引き立つ、クリアですっきりしたレモンサワーで、雪に舞う冬空のような色合いが特徴。「さっぽろ雪まつり」に訪れた観光客の間でも人気の商品になっているという。国分北海道の諏訪勝巳社長は、「食品の値上げが相次いでいる中で、量販店の売り場提案や食とお酒のペアリングなどを紹介して、売り場の活性化に寄与したい」と話していた。


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