東証ジャスダック上場の食品スーパー、ダイイチ(本社・帯広市)の5月度売上高前年比が公表された。それによると、全店売上高は前年同月比100・4%で前年をわずかながら上回った。20171221_115959(写真は、「ダイイチ恵み野店」=恵庭市)

 全店売り上げが前年同月を上回ったのは、昨年11月以来7ヵ月連続。既存店売上高は同98・3%でこちらは2ヵ月連続で前年を下回った。大型連休の天候不順などの影響を受けた。

 部門別の売上高前年比は次の通り。
■青果 99・5%
■水産 100・5%
■畜産 101・9%
■惣菜 101・8%
■デイリー 103・0%
■一般食品 99・2%
■日用雑貨 99・7%
■その他 94・2%

 客数は、前年同月比100・5%、客単価は同99・9%。これまでの流れは、客数の減少を客単価の上昇で補っていた構図だった。5月度は客数が前年を超えたものの逆に客単価は前年を割り込んだ。客単価減少は6月以降も続くのかがポイントになりそう。


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