午前は北海道日本ハムファイターズのパレード、午後からは優勝とJ1昇格が決まる北海道コンサドーレ札幌の応援という道民は多かったのではないか。きのう19日の日曜日は1年のスポーツシーズンを締めくくるに相応しい歓喜一色の1日になった。街中に笑顔と熱気が溢れ、強いプロチームを持つ誇らしい気持ちが市民、道民の心を一つにした。DSC00066
IMG_0079(写真は沿道に詰めかけたファンの声援に包まれて優勝パレードする日ハム選手たち。写真上は中央区大通西4丁目の道銀ビル屋上から。写真下は中央区南2西3の札幌信用金庫本店前から)

 日ハムの優勝パレードは、午前10時30分から始まった。直前まで降っていた小雨があがり、沿道に詰めかけた約13万8000人はオープンカーやパレード用のバスに分乗した選手ら約70人に盛んに小旗を振って称えた。
 10年前のパリーグ優勝と日本シリーズ勝利のパレードでは、紙吹雪が舞ったが今回は市電ループ化に伴い自粛。その分、華やかさはややダウンしたものの、それをカバーするのに十分な観客の声援があった。

 パレード用のバスに乗って手を振る選手たちの顔ぶれは10年前とは様変わり。観客にも若い世代が増えている。また、沿道のビル群にも新しい顔が加わり、パレードは札幌の街並みに溶け込む冬の風物詩として定着してきたようだ。
 10年前の11月18日に行われたパレードには約15万人が詰めかけ、今回はそれよりも約1万人強少ないが、これは北海道コンサドーレ札幌の試合が午後に予定されていたことも影響したようだ。
 
P1090252(写真は、優勝を決めた北海道コンサドーレ札幌の選手たち=札幌ドームの大型ビジョンより)
 その試合は札幌ドームで午後2時から行われた。対ツエーゲン金沢を相手に挑む最終戦には、今季最多となる3万3697人が観戦。試合は0対0で引き分けだったが、コンサはJ2優勝と5季ぶりのJ1昇格を決めた。
 
 後半の30分を過ぎたころから引き分けでも優勝・J1昇格が決まるコンサと、同じく引き分けでJ2からの自動降格を免れる金沢の思惑が一致したのか、互いにパス回しを繰り返す消極的な展開に。会場からは戸惑いと覇気のない戦いにどよめきが広がった。
 
 試合終了の笛が響いても観客から拍手は湧きあがらなかったが、優勝セレモニーに移ってからサポーターたちは大声援。不満が残る最終戦だったが、引き分けに持ち込み優勝と昇格を同時に勝ち取ったことに拍手が鳴りやまなかった。

 プロスポーツと縁遠かった北海道は、日ハム、コンサの活躍でスポーツに親しむ文化が育まれてきた。そしてチームの姿は道民気質に彩を添える「北海道の宝物」になってきたようだ。
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