ダイイチ(本社・帯広市)は18日に開催した取締役会でセブン&アイ・ホールディングス(HD)執行役員でイトーヨーカ堂企画室総括マネジャーの宮川明氏(58)を取締役に迎え入れる人事を発表した。12月24日に開催する第59期定時株主総会で正式決定する。
 
 ダイイチは7月にセブン&アイ・HD傘下のイトーヨーカ堂と資本・業務提携、イトーヨーカ堂の出資比率は30%になっている。11月2日にオープンした音更店(音更町)では、セブン&アイ・HDのプライベートブランド(PB)専用コーナーを設置、イトーヨーカ堂の商流を導入した。
 
 イトーヨーカ堂の資本参加とともに役員級の派遣が検討されてきたが、今回同社の宮川氏を取締役に招くことを決めた。
 宮川氏は、1955年1月4日生まれ。78年4月に三井銀行(現三井住友銀行)入行、2005年9月セブン&アイ・HD執行役員就任、12年5月にイトーヨーカ堂企画室総括マネジャー就任。


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