セコマ(本社・札幌市中央区)は、北海道循環器病院(同区南27条西13丁目)と協同で血圧が気になる人のためのマーボー豆腐を開発、北海道と茨城県、埼玉県のセイコーマート全店舗で販売している。セコマと北海道循環器病院との協同開発品は4例目。20180313_病院の管理栄養士が作った血圧が気になる方のためのマーボー豆腐(パッケージ)(写真は、セコマと北海道循環器病院の協同開発品「マーボー豆腐」)

 商品名は「Secoma病院の管理栄養士が作った血圧が気になる方のためのマーボー豆腐」。日本食品標準成分表2015のマーボー豆腐の素と今回の協同開発品を比較すると、塩分は80%カットされている。1食あたり153kcalなので健康に留意している人でも安心して食べられる。

 食塩相当量は1食あたり0・6gと大幅に抑えているが、山椒、クローブ、シナモン、八角、陳皮という5種類のスパイスをブレンドした五香粉(ごこうふん)を使用、スパイシーなマーボー豆腐に仕上げている。トマトや椎茸の旨みを活かした深い味わいが特徴。内容量は150g、価格は税込250円。

 セコマと北海道循環義病院の協同開発品は、2017年9月に販売を始めた「健康カレー」が最初で、以後、「レトルト健康カレー」、「ミートソース」とラインナップを増やし、3種で累計9万5千個を販売してきた。今回の「マーボー豆腐」を加え、さらに血圧が気になる人や心臓に疾患を持っている人に向けて体に負担の少ない食品開発を続けていく。


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