アークス(本社・札幌市中央区)子会社のラルズ(同・同)は2日、小樽・余市地区を中心にスーパーマーケット(SM)事業を展開している丸しめ志賀商店(同・余市郡余市町)のSM事業を取得したと発表した。5日に正式に譲受、屋号はそのまま継続しつつラルズが運営することになる。従業員、パート・アルバイトはラルズが継続雇用する。取得額は公表しない。(写真は、石狩市の花川店)
ラルズは1月6日に丸しめ志賀商店のSM事業と同事業に関わる店舗と土地などを取得することを発表。資産の再査定(デューデリジェンス)を経て2月2日、金額等で合意に至り正式契約を結んだ。
譲り受けるのは、SM事業に関わる有形・無形資産と金融機関の借入れを除く食品卸などに関連する債務。店舗は、札幌3、石狩1、小樽市5、余市町4の合計13店舗で2015年8月期の売上高は75億1500万円。
4日は全店休業して5日からラルズが運営する「スーパーチェーンシガ」が始動する。毎週水曜日の目玉市、土曜日の畑直市、毎週火曜日の「朝からティッシュプレゼント」など販促は継続する。
スーパーチェーンシガは、これまでチラシを配布せずポイント制も導入していなかった。ラルズが運営することになるため5日からチラシを配布するとともにポンイトと電子マネー機能などを備えた「RARAカード」も4月以降、利用できるようにする。
なお、ラルズは丸しめ志賀商店からSM事業を取得することに伴い、2日付で営業本部に後志地区本部を新設、15年5月まで道東ラルズ(本社・北見市)専務を務めていた石山和行氏を本部長に充てた。また、後志地区本部ゼネラルマネジャーには、渡辺和弘販売統括部第3運営部ゼネラルマネジャーが異動する。
以下、スーパーチェーンシガの店舗ライブラリー
(小樽桜町店)
(小樽奥沢店)
(小樽山の手店)
(小樽手宮店)
(小樽長橋店)
(余市町の大川店)
(余市町の本店)
(余市町の西部店)
(余市町の入船店)
(札幌市中央区の伏見店)
(札幌市中央区の中島公園店)
(札幌市南区の真駒内店)
(余市町黒川町2丁目のスーパーチェーンシガ本部)