街なかを歩いていると面白い看板、奇妙な看板に出合うことがある。その意味するところはと、聞きたくなるような看板もある。最近、札幌と網走で見かけた面白看板を紹介する。(写真は、「ひかまを、はく」の看板)
(写真は、「違法駐車には胃泡注射します。」の看板)

 札幌市中央区のとある建設工事現場で最初に見た時、意味が分からないと思った看板が、「ひかまを、はく」。「ひかま」という言葉があるのかと、調べみると、「ヒカマ」はメキシコ原産のマメ科植物で食用野菜とある。でも、「はく」とは?
(写真は、「ひとから、まちを、はぐくむ」のアコーデオンシャッター看板)
 
 看板を通り過ぎて分かった。ご覧のように、正面から見ると「ひとから、まちを、はぐくむ」とある。これなら意味が理解できる。アコーデオン式のシャッターなので、斜めから見ると、文字がところどころ隠れて、意味不明の文になっていたというわけ。でも、「ひかまを、はく」って、どこか語呂がいい感じ。

 続いて、網走で見かけた看板。ご覧のように中山医院さんの駐車場に掲げられている看板。見れば分かるように、違法駐車をしないように呼びかけているのだが、ハートマークを付けて、「胃泡注射」とは、これまたベタなダジャレではあるまいか。

 胃泡とは、胃の中の空気の貯まる部分のことで、その胃泡の形が胸やけと関連があるらしい。それを注射されたら、さぞ不快なことだろう。ちなみにこの駐車場は、ダジャレ標準系とも言える「違法駐車は、注射します。」という看板もある。親しみやすい院長さんの人柄が投影されているに違いない。
(写真は、「違法駐車は、注射します。」の看板)


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