作業服・作業用品チェーンのワークマン(東京本部・東京都台東区)が、函館市内2店舗目となるワークマンプラス函館北美原店(函館市北美原1丁目1-2)を10月6日(木)にオープンさせる。これにより北海道内の店舗数は、ワークマンとワークマンプラスを合わせて24店舗になる。(写真は、ワークマンプラスの店舗)

 ワークマンプラスは、作業着・作業用品、履物などの専門店ワークマンの利用客を一般向けにも広げた店舗。ワークマンが取り扱う品目とほぼ変わらないが、日常生活や普段着向けに品揃えやマーケティングを変えている。ワークマンのプロ向けユースのイメージを転換したカジュアル色の強い専門店。
 2023年3月期の第一四半期(2022年4月1日~6月30日)決算で伸びた商品を見ると、キャンプギアが前年同期間比212・8%、アウトドアシューズが116・8%、レディーススラックスが76・9%、ジョガーパンツ(ジョギングする人がはくパンツ)が72・9%など大幅に伸びており、一般向けが成長を牽引している。

 今回、オープンするワークマンプラス函館北美原店は、亀田外郭通と美原学園通の交差点付近に出店する。函館市内には、2020年12月17日にオープンしたワークマンプラス函館花園店(花園町19-26)があり、函館市内2店舗目。北海道内の店舗は、ワークマンが札幌4店舗、旭川、千歳に各1店舗の計6店舗、ワークマンプラスが札幌4店舗、函館、旭川各2店舗、江別、北広島、石狩、小樽、北斗、釧路、帯広、音更、苫小牧、恵庭に各1店舗の計18店舗になる。
 全国店舗数はワークマン4業態(ワークマン、ワークマンプラス、ワークマン女子、ワークマンプロ)で956店舗(2022年8月末)。今期は、全国でワークマンプラス24店舗、ワークマン女子16店舗、ワークマンプロ1店舗の計40店舗の出店を計画。北海道未出店のワークマン女子は、ショッピングセンター内に出店する可能性もありそうだ。



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