作業服・作業用品チェーンのワークマン(東京本部・東京都台東区)は、2024年冬に「ワークマンプラス北見店」(北見市中央三輪7丁目446-1)をオープンさせる予定だ。オホーツク管内での出店は初。(写真は、「ワークマンプラス」の店舗)

 出店場所は、国道39号沿いにあるアミューズメント施設「ビッグバン北見店」の隣接地。釧路市や帯広市、旭川市に「ワークマンプラス」は進出しているが、オホーツク管内へは初出店となり、自店競合がない。出店場所の周辺には、物販、飲食の店舗が集積しており地域の買い回り性が良好なため、一定の売り上げが期待できるとしている。

 店舗面積は、標準店舗の100坪よりも大きい130坪にする予定。ワークマンによると、「ワークマンプラス北見店」と条件が似ているのは、国道38号沿いにある「ワークマンプラス釧路星が浦店」(釧路市)で、同店は道内の店舗の中でも売り上げが上位クラス。「北見店」は、周辺の商業集積が「釧路星が浦店」よりも進んでいるため、さらに上位ランクを目指せるとしている。

 ワークマンプラスは、作業着・作業用品、履物などの専門店ワークマンを一般向けにした店舗。ワークマンが取り扱う品目とほぼ変わらない品揃えだが、日常生活や普段着向けにマーケティングを変えている。ワークマンのプロ向けユースのイメージを転換したカジュアル色の強い専門店。

 北見市内には、作業服・作業着・安全靴などの仕事用品「プロノ」の「北見店」(大町26番地)がある。また、地場の「サンユニフォーム」や「ワークハンター」などもある。「ワークマンプラス」の北見出店で、この分野での競争が激しくなりそうだ。 ワークマンの道内店舗数は、現在25店舗。内訳は「ワークマン」4店舗、「ワークマンプラス」21店舗。2024年秋に「ワークマンプラス札幌清田店」(札幌市清田区)と「ワークマンプラス苫小牧矢代店」(苫小牧市)の出店を予定している。
※2023年12月30日記事一部訂正しました。「釧路星が丘店」→「釧路星が浦店」。お詫びして訂正いたします。


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