食品スーパー、ダイイチ(本社・帯広市)の2020年11月度売上高前年比が、2日開示された。それによると既存店売上高は同月比109・4%と堅調に伸びた。(写真は、「ダイイチ白樺店」)

 全店売上高は、今年3月に閉店した「豊岡店」(旭川市)の売り上げが減少したものの、他の店舗の売り上げでカバーし同106・6%になった。10月度の売上高は、「みなみ野店」(帯広市)がリニューアルのため10日間休業したが、コロナ禍の巣ごもりの需要と昨年10月の消費増税による落ち込みの反動増も影響して前年を超えた。その勢いが11月も堅調に続いていることがうかがえる。

 部門別の売上高前年比は次の通り。
■青果 106・3%
■水産 102・1%
■畜産 109・7%
■惣菜 103・6%
■デイリー 105・6%
■一般食品 107・6%
■日用雑貨 123・7%
■その他 98・9%
 客数は同94・1%、客単価は同113・3%になった。


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