イオン北海道21年2月期第2四半期決算、GMS苦戦でもSM・DS好調

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 今年3月にマックスバリュ北海道と経営統合したイオン北海道(本社・札幌市白石区)の初の第2四半期決算(2020年3月1日~20年8月31日)が、7日発表された。売上高は1575億4900万円と前年同期比171・9%と伸びたが、旧マックスバリュ北海道の店舗を含む既存店ベースでは99・6%で、統合による合算で売上高は伸びているものの、既存店ベースの伸び率は前年割れという結果になった。営業利益は33億6000万円で同105・1%、純利益は24億2700万円で同121・0%になった。(写真は、「イオン余市店」)

 食品部門は、コロナ禍で内食需要が堅調に伸び、売上高は1238億900万円で前年同期比219・4%。旧マックスバリュ北海道店舗の既存店実績を含めた既存店ベースでも同103%と好調だった。また、住居余暇部門も衛生商品、ゲーム関連商品、手芸用品が伸長、売上高207億7900万円で同115%となった。衣料部門は、社会催事の自粛・中止や在宅勤務の増加で売上高122億7600万円と同75・3%と厳しかった。
 
 業態別の売上高は、GMS(総合スーパー、SuC=スーパーセンター含む)が848億8400万円で同95・8%、SM(食品スーパー=マックスバリュ、札幌フードセンター、いちまる等)が489億1500万円で新店を含む全店ベースでは同107・9%、既存店ベースでも同104・6%だった。DS(ザ・ビッグ)は204億8600万円で、新店を含む全店ベースで同108・5%、既存店ベースでも同103・9%と好調だった。
 
 食品部門では、期中に食のSPA(製造小売)化を推進するために新たに「食品商品開発部」を設置して産地開発や商品開発に取り組んだ。店舗近郊の生産者との繋がりを深め、その日に収穫された野菜を店頭で販売する「今朝採れ野菜」を開始、とうもろこしやレタスを品揃えしたほか、道民の味の好みに合わせ、甘めの味付けにした「羊蹄山麓育ち!男爵ポテイトサラダ」など地域に合わせた商品開発を進め、第2四半期で計400品目を新たに開発、売り上げ伸長に寄与した。
 
 新店は、3月27日に「まいばすけっと北13条3丁目店」(札幌市北区)と「ザ・ビッグアモール店」(旭川市)、4月17日に「まいばすけっと北23条西6丁目店」(札幌市北区)、7月24日に「マックスバリュ日新店」(苫小牧市)の4店舗。既存店の活性化は、6月の「ザ・ビッグ川北店」(釧路市)と「ザ・ビッグ東雁来店」(札幌市東区)、7月の「マックスバリュ留萌店」(留萌市)など5店舗。
 21年2月期の通期予想は、売上高3200億円(前期比172・1%)、営業利益85億円(同104・9%)、純利益53億円(同136・8%)。

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